【Premiere Pro】モーショングラフィックステンプレート(.mogrt)素材の使い方 | SkillhubAI(スキルハブエーアイ)

【Premiere Pro】モーショングラフィックステンプレート(.mogrt)素材の使い方

Premiere Proでもキーフレームを使ってアニメーションは作成できますが、いちいち作成するのは大変。Premiere Proだけでは難しい表現もあります。

そんな時に役立つのが、モーショングラフィックステンプレート( .mogrt)。無料素材としても多く提供されていて、初心者でも秒でオシャレなアニメーションが使えます。 テキストアニメーションを実装しながら、mogrt素材の使い方を見ていきましょう。

モーショングラフィックステンプレートとは

モーショングラフィックステンプレートとは、モーショングラフィックスファイル(拡張子 .mogrt)を指します。.mogrtは編集機能を一部持った状態のまま、テンプレート(雛形)として書き出されたファイルです。

モーショングラフィックステンプレート素材で、特に多いのがテキストアニメーション類。タイトルやテロップ、コールアウトなどの素材は、mogrtファイルで提供されているものが大半です。

素材についてはこちら

モーショングラフィックステンプレートの強みは、Premiere Proから選択するだけでインスタントにアニメーションを使用できること。編集機能を持っているファイルですので、文字の打ち替えや色の変更もできます。

デメリットは、After Effectsにアクセスできないと使用できないファイルがあることが挙げられます。編集機能の“一部”が使える状態ですので、完全カスタムは出来ない、という点も人によってはじれったく感じるかもしれません。

モーショングラフィックステンプレートの使い方

Premiere Proでモーショングラフィックステンプレート(.mogrt)形式の素材を読み込み、制作中の動画に使用する方法を解説します。

下記の素材を使用させていただいています。 映画やドラマの出演者紹介でも見かけような、アニメーションですね。

https://mixkit.co/free-premiere-pro-templates/simple-title-315/

1.素材(.mogrt)をDL

モーショングラフィックステンプレート素材をダウンロードし、解凍します。

フォルダの中に.mogrtファイルが入っているはずです。 この.mogrtファイルは、制作中のプロジェクトフォルダ、もしくはPremiere全体で使う素材フォルダを作るなどして移動させておいてください。 file

2.Premiere Proから読み込む

Premiere Proで、ダウンロードした素材を使いたいプロジェクトを開きます。

.mogrtファイルは、エッセンシャルパネル右下「モーショングラフィックステンプレートをインストール」アイコンから読み込むことで利用できます。 file

保存したモーショングラフィックステンプレート素材(mixkit-490.mogrt)を選択して開きます。 file file 一覧に表示されたら、読み込みは完了です。

3.モーショングラフィックステンプレート使用する

読み込ませたモーショングラフィックステンプレートを使ってみましょう。 一覧からタイムライン上へドラッグ・アンド・ドロップします。 file 使われているフォントがインストールされていない場合は注意が出ます。 「OK」をクリックして進めましょう。

フォントはあとで変更できます。 とりあえずデフォルトのフォントに置換しておけば大丈夫です。

モーショングラフィックステンプレートが配置されたら、再生ヘッドを少し進めてみましょう。見本と同じような文字が表示されていることがわかります。 file

また、追加したモーショングラフィックステンプレートのクリップを選択すると、エッセンシャルグラフィックスパネルの“編集”に調整可能な項目が表示されます。 項目はモーショングラフィックステンプレートによって多少の違いはありますが、文字の打ち替え・調整等が可能になっています。 file

テキストを打ち替えたり、全体設定でサイズを大きくしたり、変更してみてください。 file

モーショングラフィックステンプレート(クリップ)は長さを変更しても、その時間内でアニメーションが完了するよう調整されます。 クリップを伸ばしたり縮めたりして、見え方を確認してください。 file

モーショングラフィックステンプレート(.mogrt)を使うと、AfterEffectsなしでも、凝ったアニメーションも簡単に使えます。便利ですね。

また、モーショングラフィックステンプレートは、簡単に自作も出来ます。 * Premiere Proで作ったアニメーションを、モーショングラフィックテンプレートとして書き出す * AfterEffectsでアニメーション作成→モーショングラフィックテンプレートとして書き出す→Premiere Proで使う

アニメーション作成の練習も兼ねて、モーショングラフィックステンプレートを自作してみても良いかもしれませんね。


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